タイから大量輸入!キター
本日タイのjoeからグッピーが届いた、
なんせ今回は沢山買ったので、財布は空っぽになったが・・・
joeとの仲もますます親密になり今回からは特別価格で卸してもらっている。
なので、今回はかなり安く販売しようと思っている。
安いとは言っても、joeのグッピーは超高級品である。
私は、Black Laceをネットで1ペアーのみ¥30,000でUPしているが
joeから普通に買おうとすると360USDである。
わたしが仕入れた金額は¥29,000である、
どう計算しても赤字だな、¥50,000は付けたかったのであるが
そんなもん、日本では買う人はいませんわな、
まっ気まぐれで1ペアーだけのリリースだけどね。
もちろん子供が採れてるので、2か月後にはかなり安くできるね、
到着グッピー NO 2
一種類づつ紹介すると遅くなるので今回2種類、
ストロベリー ピンク (マゼンタ モザイク)
一番可愛かった系統である、まだ販売していないので
販売は待ってくれとjoeに言われた。
これは、HBブルー ビックドーサル
joeが勧めるので購入、お付き合いなので自分の欲しいものばっか
買うわけにもいかず、しかし良い個体である、将来約束されてる。
尾びれの発色も綺麗である。
到着グッピー NO 1
はいはい
これから、タイから到着したグッピーを画像UPしていきますよ!
最初はこれ、
「ドラゴン」
シンガポール産ではないらしい。
とにかく目立っていたのでゲットした。
次はメス、これはリボンだった。
写真撮るの大変なので、出し惜しみしながらUPします。
タイの旅から帰って
帰国
「生きた魚は飛行機に乗せられません」
何と言う悲しい言葉なんだろう・・・
私は、何とか乗せてもらおうと色々考え提案した。
「死んだ魚なら良いのか?」 「死んでもいいから乗せてくれ」
「水は漏れないようにしている」 「違法にはならない魚だ」
答えは全て「NO!」である、私は思った、「あんたはそんなに偉いのか?」
いや、魚が入っていると言った私が悪いのである、
でっかい怪しげなクーラーボックスに入れた私が悪いのである、
尋常でない量を持ち込もうとした私が悪いのである、
おねいさんは自分の仕事を忠実に遂行しているに過ぎない、
私の英語力がショボイのが悪いのか?
ちゃんと説明出来れば乗せられたのか?
少し諦めがついたころ私たちの周りの止まった時間が動き出した、
最前列で揉めていたので、私の並んでいるカウンターだけ
全然前に進まず、向こうの方まで並んでいる客がそれぞれに
文句を言っていたのだ、Hisの女性は困り果てていた、
私はグッピーを持ち帰ることを諦めた、正しく言うと完全に諦めたのである、
最初に「NO」と言われた時点で、ほぼ諦めたのである
解っていても抵抗してみただけである、1%でも可能性があるなら
駄々をこねて、例え後列の客を怒らせても、Hisの女性を困らせても・・・
私たちは、とりあえずチケットを受け取り列を離れた、
妻は横で呆れている、私は泣きたかった、こんな気持ちは久しぶりだ。
異国の地でどうにもならないもどかしさ、後悔、焦り、羞恥、動揺、色んな感情が
まるで昨日の夜に食べたエビに付けるやけに色鮮やかな緑のスパイシーな
タレの様に混沌としている、そうだこれは混沌だ、思考は混沌としている
混沌だが頭はフル回転している、ただフル回転しているだけで
何も答えは見いだせない、
しかし時間だけは無情にも流れていく、「私のしなければいけないことは何か?」
「何が最善か」 1時間30分後には搭乗しなければいけない、
私は混沌と現実の狭間を彷徨ったが、唯一の道を見出した、
「joeにグッピーを取りに来てもらう」
私は混沌を振り払った、私にできることはそれしかなかった、
時間はかかったがこれは正しいはずだ、する事が決まれば後は迷いはない、
先ず思いついたのが、滞在していたホテルにグッピーを預かってもらう事だ、
Hisの女性に相談してみた、「ホテルに預ければ良いのではないか?」
女性は「誰が持って行くんですか!」
怒っている・・・当たり前だ、自由に動けるのは彼女だけである、
彼女はただ、早く帰りたいのである、そんな役はご免だろう、当然だ
これは、作戦である、最初に大変なことをお願いすると、嫌がって
もっと簡単な方法を考えてくれるかもしれないという、誘導である、
案の定、彼女は案を出した、「空港の一時預かり所に預けたら?」
ベストとは言い難いが、joeさえ取りに来てくれたら大丈夫だ、
私たちは一時預かり所に急いで向かった、
預り所は別のフロアに有り、やけに遠く感じた私は大きなクーラーボックスを
押しながら妻と共にHisの女性の後を追いかけた
時間は無情にも流れを速めている、
やっと着いたところで、ここでもすんなりとは物事が運ばない、
しかし、なんとか預かってもらう事に成功した、
後はjoeに連絡し空港に取りに来てもらう様に頼むだけである、
笑顔で別れたjoeに伝えにくい事であるがそんな事は言ってられない
他に方法はないのだ、とりあえず、搭乗口まで行くことにした、
搭乗口はE8である、出国ゲートを抜け搭乗口に向かう、
Hisの女性は出国ゲートの外で別れた、迷惑をかけたので
チップを20バーツ渡すつもりだったのだが妻が100バーツ渡した、
とにかく、E8を目指して妻と急ぎ足で向かう、
とんでもなく遠い所にE8はあった、本当なら早々チェックインし
免税店で妻と一緒に楽しく買い物をしている画像が脳内をかすめた、
妻は初めての海外旅行だった、最後にバタバタさせてしまって
申し訳ない気持ちでまた涙が出そうになった、
途中で喫煙スペースで無い所で喫煙しながら騒いでいる中国人の
青年の集団がいた、通路の真ん中で唾まではいてやがる!
私はE8の搭乗口に妻を座らせ、喫煙室に向かった、タバコを吸わないと
やってられない気持ちだった、小さくなる妻を振り返り心の中で何度も詫びた、
申し訳ない気持ちが目から溢れそうだった、
歩きながらjoeと連絡を取った、なんせ時間が無い、
1か所目の喫煙スペースを私は通り越していた、やたら遠い喫煙所に
着いたころには自分が何処にいるか解らないほど歩いていた、
暗く狭い喫煙所の中で、いつまで経っても不慣れなスマホで
不慣れな翻訳アプリに苦戦しながらも、出来るだけ簡潔に丁寧に
状況を伝える努力をした、この作業は大変イライラするもので
タバコも何本吸ったか解らない、妻にもjoeにも申し訳ない気持ちで
いっぱいだ、早く妻の元に戻りたい、joeも怒らせたくない
入り混じる気持ちの中でjoeに連絡を終えた、
喫煙室を後にし、E8を目指して元来た道を逆戻り、
後はjoeが早くメッセージを見てくれて返事が帰ってくるのを待つだけだ、
私はやけに長い距離を歩いてきていた、途中で通り過ごしてしまっていた
喫煙所を見つけた、こんな所にあったのか・・・
さっきのお行儀の悪い中国人ももう居なかった、やたら暗いE8の周りもさっきは
妻だけが寂しく座っていたのであるが、今は沢山の人が搭乗を待っている
かなりの時間が経った事を実感した、E8に到着した、
妻は見知らぬ夫人と親しげに談笑していた、なんか少し救われた気がした。
私も横に座り談笑に参加した、程なく夫人も去り私は妻にjoeの返事待ちになっていることを
話した、数分後joeの怒った返事が返ってきた、しかしすぐに頭を冷やしてくれ
「気にするな、グッピーは私が必ず取りに行く、私に任せておけ」
と返事があった、私は安心しスマホの電源を切った。
私の自由になるお金全部突っ込み、妻に借金までして買ったグッピーだ
今回は持って帰れなかったが、joeの元に帰れば権利は残る。
PM11:30、バンコクを飛び立った、涙とグッピーは置いてきた。
joeのグッピー受け取った!
仕入れとは言っても妻を連れてきている、
食事もおろそかにしてはいけないって事で毎日豪華に食べた食べた。
ホテルも一流、実は街中の普通のホテルだったのであるが
デモの関係でチャオプラヤー川に面した高級リゾートホテル
「シェラトンバンコク」にHISに変更された、
同じ金額で豪華な方に変更である、お蔭で快適な滞在が出来た。
部屋からチャオプラヤー川が見渡せられる、ナイスリバービュー!
移動はホテルの船で。超セレブ気分♪
水族館に行ったり、
人魚姫(おやじ)になったり。
街中ではデモに出くわしたり
寺院ではところどころにスイレン鉢
中には大体グッピーが入っている。ワイルドっぽい
まあ、観光はこの位にしておいて、お楽しみのグッピーね、
1/14にjoeに会い、彼の部屋でグッピーをチョイスした。
受け取りは1/16joeがホテルまで持ってきてくれるというので
部屋で待つことに、AM10:00頃にjoeから内線があった、
どうやらロビーに来ているらしい「ウェイト」と私は急いでエレベーターで
彼の元に飛んで行った、いやエレベーターで降りて行った。
ロビーで彼はビニール袋をたずさえ待っていた。
握手を交わし、彼のお腹を人差し指で突いた、
これをするとjoeは喜ぶのである、(たぶん喜んでいると思う・・・)
現金を渡し取引成立! joeは中身を見ないので袋を開けさせ
数えさせる、他人から見ると怪しい取引をしているようにしか見えないが
実際怪しい、
部屋に入って茶でも飲まないかと誘うが、「いや、帰ると」言うので
ホテルの船着き場で一緒に写真を撮った。
私は肩を組んだんだが、彼は腰に手を回してきた、
やっぱり彼は・・・やめとこう、私の思い過ごしだ。
と言うわけで、グッピーゲット,私が右手に持ってるのがグッピーだ。
これが、この旅の一番大事な物である。
後は帰るだけである。関西国際空港には問い合わせていて
グッピーは入国可能である有ることは裏付けされている。
PM7:15Hisの係員が車で私たちを迎えに来た
ワンボックスカーで飛行場まで送ってもらい、
道中はご機嫌である、良い良い旅だった、
妻にも初の海外旅行をプレゼント出来たし、グッピーもゲット、
心は既に自分の水槽にこのグッピー達が泳いでいる。
空港に到着し、タイ航空のカウンターの最前列に並んだ、
しばらくして、受付が始まった、浅黒いほっそりした係員のおねいさん
にパスポートを出し、チケットをもらった、
グッピー入りのクーラーボックスは手荷物では機内にはとても
持ち込める大きさではないので、カウンターで預けるために
コンベアーの上に置いた、おねいさんが「何が入っているのか?」
と聞いてきたので、「グッピーだ」と言うと首をかしげた。
「魚だ」と言うと「生きてるのか?」聞いてきた。
「生きてる」と言うとおねいさんは
「生き物は犬と猫以外飛行機には載せられません」と言った
私は固まった、予想外の言葉だった
これまで準備してきたことが次から次へとフラッシュバックする、
時間が止まったように感じた、
次回につづく・・・